私たちが摂るべき栄養は、「1日30品目」とか「1週間で100品目」、「赤・白・黄色・黒・緑の5色の食品を摂る」など、いろいろな言い方をされます。
具体的には、どんな栄養がどれだけ必要なのでしょうか。冷凍食品の活用法について読むまえに、その基礎的なところをまずは知っておいてください。
私たちが必要とする栄養素は主に6つに分けられ「六大栄養素」と呼ばれます。それぞれについて説明します。
1・糖質
これは、ご飯やパンなどの炭水化物から主に摂れる栄養です。他に、果物や砂糖、はちみつなどにも含まれます。糖質は、エネルギー源になり、余ると体脂肪などに変化してしまいます。1日に200グラム程度必要です。
2・脂質
これは、バターや植物油などです。魚に含まれる脂質やオリーブオイルなどから摂るのが理想的です。糖質と同じくエネルギー源になり、摂りすぎると体脂肪などに変化します。1日に必要な量は大さじで2杯。これも現代の日本人にはたいてい足りている栄養です。
3・たんぱく質
これは、肉や魚介類、卵、豆製品、牛乳など、多くの食品に含まれる栄養素です。筋肉、皮膚、内臓、骨、血液、ホルモン、などなどからだの主要成分のもとになります。1日に必要な量は体重1キロに対して1グラムほど。やはりこれも、日本人にはたいてい足りている栄養です。
4・ビタミン
これは、体に必要なのは少量ですが、体内で作ることができません。その少ない量で体の調子を整えている栄養です。野菜や果物ばかりに含まれていると思われやすいビタミンですが、牛乳やレバー、バターやチーズ、海藻などにも含まれています。
5・ミネラル
これも、ビタミンと同様必要なのはほんの少量で、体内で作ることは不可能です。その少量が体を発育させたり、健康を維持したりする働きを担っています。カルシウムや鉄分などが代表的なミネラルです。野菜や海藻、果物に多く含まれます。
6・食物繊維
以前はあまり注目されなかった食物繊維ですが、全身の健康のバロメーターである大腸をきれいにする働きなどから、注目されました。そして、上記に紹介した5つの五大栄養素と同じように大切な栄養素であるとして、「六大栄養素」となったのです。注目されるのが遅かったにも関わらず、1日に必要なのは20グラムとある程度の量が必要なのです。野菜や海藻に多く含まれていて、コレステロールを排泄するはたらきがあります。日本人にはこれが1日あたり数グラム不足していると言われています。
以上が、私たちが毎日摂るべき主な栄養です。