「1日に30食品を食べましょう」とよく言いますが、それにはやはり1日に3回食事をしないとなかなか難しいものです。
中でも朝食は特に重要になります。朝は太陽が昇って一日が始まる時であり、人間の脳は朝日を見ると働き始めるようにできています。つまり、朝が来ると私たちの体は自然にスイッチオンされるということです。朝食にはこのスイッチが正常に働くようにしたり、その後のエネルギーを充分に補給するというはたらきがあるのです。
さらに、朝に摂った栄養は1日の中で一番消費効率がいいのです。これは、「朝の果物は金・昼の果物は銀・夜の果物は銅」という言葉にも象徴されています。果物を食べる時間帯によってそこから得られる栄養を色で比べた言葉です。この言葉は実は果物に限ったことでなく、栄養全般に言えることなのです。
栄養はたくさん摂ったからといって体内で栄養のまま残っているわけではありません。体脂肪などの困った成分になってしまうこともあります。また、栄養を摂るタイミングが悪ければ内臓を休めるべき時に休ませられないといったことも起きてきます。つまり、夜食べ過ぎると眠っている間に内臓が休めないということです、これは、朝の食欲低下にもつながり、悪循環を招きます。
栄養たっぷりの朝食を毎日しっかり摂ることで、私たちの体はその能力を十分に発揮できるというわけです。